丹波地域は、兵庫県側は篠山市及び丹波市、京都府側は亀岡市、南丹市、船井郡京丹波町、綾部市、福知山市の2府県にまたがります。 江戸時代には、一国を有する大名はなく、7藩(丹波亀山藩、園部藩、綾部藩、山家藩、篠山藩、丹波柏原藩、福知山藩)を有しましたが、そのうち丹波亀山藩と篠山藩は京都や大坂に近いため幕府の重責を担った譜代大名による移入封が多く、徳川幕府が重要視する藩の一つでありました。すなわち、丹波篠山とは市制都市名ではなく、丹波地方の篠山を総称して、古来より『丹波篠山』と呼ばれているのです。よって、丹波篠山市という市は、存在しません。
そんな丹波篠山は、交通の便にも、自然に恵まれ、最近は観光地としても有名です。
秋には、丹波松茸、丹波栗、山の芋、黒豆の枝豆。冬にはボタン鍋と食の宝庫である丹波篠山。ここ数年は、黒豆の枝豆を求めるお客さんで秋の丹波篠山はごったがえしてます。
また、2015年には、「日本遺産」に、篠山市が申請した『丹波篠山 デカンショ節ー民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶』が認定されました。
益々目が離せない丹波篠山へ是非お越し下さい。
最近、『丹波篠山』と『丹波市』は同じだと勘違いされる方が多いようですが、「丹波篠山」=「篠山市」です。
丹波市は、旧氷上郡の事を言います。